失敗メモ。Ninja250非接触充電スマホマウンタを自作してみました

失敗メモ。

 

私のメインの携帯ArrowsNX F-06eは防水仕様なのですが、充電時は防水キャップを開ける必要があり、十分な防水効果が得られません。

Ninja250から充電しながらナビとして使うにはどうしたらいいものかと調べていたところ、無接点充電(Qi)に行き着きました。

最近のスマホでは「おくだけ充電」と言われているもので、スマホの充電端子を開放することなく、充電パッドの上に置くだけで充電できます。

 

構想としてはこんな感じです

  1. スマホにQi受電シートを付け、上からケースを取り付ける。防水キャップ部は防水テープなどで塞ぐ。
  2. スマホマウンタにQi送電パネルを取り付ける。
  3. スマホマウンタにスマホを置くだけで無線で充電開始!

良さそうです。ArrowsNXとスマホの間に水が入り込むと送電量が低下しそうですが、壊れることさえ無ければよしとします。

 

今回購入したもの

  • Qi送電パッド WTU-050?/ $69(7000円程度)
  • Qi受電シート / 秋葉原で2000円程度
  • スマホケース / 秋葉原で2000円程度
  • スマホマウンタ / 用品店のセール品1480円

 

スマホ側から加工します。

DSC00486?DSC00492

スマホに取り付ける受電シートです。ミニUSBの充電端子に取り付けます。

右の写真が取り付けたところ。このままだと見栄えが悪いので、この上から市販のスマホケースを被せます。

うまくいきましたら分解して内蔵するなり、露出部を塞ぐなりするつもりです。

Qi(置くだけ充電)に対応した機種ならこんな手間は要らないので、次回の機種更新の際はQi対応機種にするとベストですね。

 

 

送電パッド WTU-050。

DSC00459?DSC00462

右側の写真の一番右のユニットが送電パッドです。

55mm x 77mm x 6.5mmと非常にコンパクト。私が調べた範囲では最も小さいユニットです。

台湾のFusionというメーカーが取り扱っており、日本からはWEBサイト経由で購入できます。注文すると3日ほどで着荷しました。最近の国際便は早くて驚きます。

 

なお、このユニット自体は防水ではないので、浸水箇所は防水テープで塞いでおきます。

 

これをスマホマウンタに両面テープで貼り付けます。

DSC00500?DSC00504

スマホマウンタは2りんかんのセール品を使いました。

ちょっと大きいので、うまくいったら、もう少しコンパクトなマウンタに買い換えたいところです。

 

送電パッドを両面テープで貼り付けます。

 

スマホを置くとこんな感じになります。

DSC00507?DSC00506

右側の写真が横からの撮影です。マウンタとスマホの間に開いている隙間が送電パッドです。

ちょっと浮きますが問題は無さそうです。

試しに充電してみますと、ちゃんと充電されています。

 

さて、あとはNinja250に取り付けるだと思ったのですが、ここで問題が起こりました。

スマホは充電表示になっているのに、緩やかに残バッテリーが減っていくのです。電力不足です。

 

スマホをUSBケーブルで充電する場合、通常は2Aが供給されるのですが、無接点充電(Qi)の場合、減衰して1A以下になります。

この供給量では画面を付けた状態のスマホの消費電力をまかなえないようです。

Qi搭載機種もある中、使いながら充電ができないなんてことも無いだろうと高をくくっておりましたら、そのまさかでした。

そもそもQi非対応機種は消費電力少なめなのかもしれません。

何れにしても当方のリサーチ不足です。がっかりです。

 

というわけで、今回の自作は失敗でした。記念に記事にしておきます。