Ninja250のオイル交換してみました

オイル交換しました。

走行距離は753kmと初回交換目安の1000kmに少々足りないのですが、週末(これ書いてる時点では先週末ですが)に埼玉-名古屋-三重に移動の予定がありましたので、早めに交換することにしました。

交換方法はこの辺りを参考に

 

今回買ったもの。

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  • KAWASAKIカワサキ S4 4リットル缶 / 5272円
  • ユニオン産業 2輪用オイルフィルター MC-560 / 916円
  • 平ワッシャー(SUS304) M12 1パック(35個入) / 485円
  • エーモン工業 ポイパック 2.5L / 220円

オイルの良し悪しは解らないので、とりあえず純正にしました。

この機会にトルクレンチとオイルフィルターレンチとオイルジョッキも買いました。

  • トルクレンチ MTQL40N 東日 / 12000円
  • MonotaRO カップ型オイルフィルターレンチ COFW65 / ?592円
  • オイルジョッキ(フタ+網付) MO-PJ012 2L / ?322円

工具類まで入れるとなかなかのお値段です。

お店にお任せするほうが安い気がしてきました(笑

 

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オイルジョッキには予め必要量の線を入れておきます。

今回、入れるオイル量は2.2Lですので、1Lと1.2Lの箇所に線を入れておきます。

 

準備完了。始めます。

流れとしては

  1. ドレンボルトを外してオイルを抜く
  2. オイルフィルタを取り外す
  3. オイルフィルタを付ける
  4. ドレンボルトを戻す。
  5. オイルを足す

です。

 

今回、作業は真夜中に行いました。

見通しが悪いのですが、機材が届いたのが移動日の前日でしたので仕方ありません。

 

最初にエンジンを5分ほどアイドリングさせてオイルを温めます。

やりすぎるとエンジンやオイルが熱くなりすぎて作業できなくなりますので注意。

温まりましたらキーを抜きます。

 

オイル受けをドレンボルトの下に置きます。ドレンボルトを抜くと出てくるオイルを受け止めるためのものです。

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こちらが使い捨てのオイル受け。ダンボールの中にビニール袋とオイル吸収剤が入っています。

使用後は右の写真のようになります。ビニールを閉じて、ダンボールごと捨てられます。

 

エンジンオイルのドレンボルトはエンジンの下の方についています。

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レンチでドレンボルトを外すと勢い良くオイルが出てきます。

予想よりずっと勢いがありました。あわててオイル受けの位置を直しましたが、かなりオイルが飛び散ってしまいました。

おかげでサービスマニュアルがこんなことに

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乾かせばマシになるでしょうか。どうでしょうか……

ちなみに、この時点で手もベトベトです。手袋使った方がよいのでしょうか?

 

さて、気を取り直してオイルフィルタを外します。オイルフィルタレンチが必要です。

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オイルフィルタの上に被せ、回して外します。

 

オイルフィルタはフロントタイヤ側からエンジンを見ると見つかります。

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ちょっと奥の位置にあるため、レンチが回しにくいですが、頑張れば取れます。

オイルフィルタレンチがしっかり被さってないと綺麗に抜けませんので注意して下さい。

右が抜いた後のオイルフィルタ。

 

外した場所に新品のオイルフィルタを取り付けます。

新品のオイルフィルタのOリング(画像の黒い部分)には予めエンジンオイルを塗っておきます。

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オイルフィルタを先ほどと逆の手順で取り付けます。

レンチですと角度が合わせにくかったので、まず手で合わせてから軽く締め込み、ある程度まで締まったら、オイルフィルタレンチとトルクレンチを使って強く締め付けます。

指定トルクは17.5N・m(1.78kgf・m)

 

 

トルクレンチの底の金具を緩めてロックを外し、ゲージを指定値まで回してから、底の金具を締めてロックします。

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あとは普通のレンチと同じように金具を締めます。指定トルクまで回すと「カチッ」と音がしますので、そうしたら回すのをやめて抜きます。

 

続けて、ドレンボルトも戻します。

戻す際に、歪んだ古いワッシャを新品と交換します。純正品が確実ですが、手に入れる時間がなかったので同じようなサイズのワッシャで代用しました。サイズはこちらの記事を参考に。

ドレンボルトの指定トルクは19.6N/m(2.00kgf・m)です。

 

ここまで30分程度。ようやくオイルが足せます。

エンジンの上方にエンジンオイルのキャップがありますので、これを取り外してエンジンオイルを注ぎ込みます。

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フィルタ交換時の必要オイル量は2.2L(非交換時は2.0L)。

用意したオイルジョッキは2Lですので、1Lと1.2Lの2回に分けます。

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規定量注いで蓋をします。

少しエンジンを回してオイルを循環させた後、車体を水平に戻し、オイル窓を見てオイル量を確認します。

 

ここで問題発生。車体に跨って起こしているとオイル窓が見えません。

慣れた方ですと、リアタイヤを持ち上げて水平に固定するメンテナンススタンドを用意するそうなのですが、今回はありません。

やむを得ないので、跨った状態から手を伸ばしてカメラで撮影して確認することにしました。面倒ですが仕方ありません。

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手を伸ばして撮れたのがこちら。

オイル窓の枠には2本線が入っており、その線の間が適正量です。

ちょっと少ないですね。もう少し足します。

今度は上限ギリギリですが、規定内です。蓋を締めます。

 

思ったより大変でしたが、手順さえ判れば難しくもないですね。3000km走ったら再挑戦します。

お疲れ様でした。