10月16日 R&R BG定例会

秋葉原のR&Rステーションで開かれたBG定例会に参加してきました。多分、2回目です。

今回もアークライトさんのスタッフがいらして、新作や開発中の製品が持ち込まれました。確認した範囲では「ビッグアイデア」「クォーリアーズ 魔神到来」「エミネント・ドメイン」「たんとくおーれ新作」「ルーンエイジ」デッキ構築ゲームが多いのは時節柄でしょうか。

あと鈴木銀一郎御大が自作ゲームらしきものを持ち込まれてました。残念ながら遊べませんでしたけれど。

遊んだ範囲で感想を

 

ビッグアイデア!

発明家になって面白い新商品を考案しよう! という、パーティーゲームです。

与えられた6枚のカードを組み合わせて、思いついた新商品を全員にプレゼンします。全員の新商品が出揃ったら投票を行います。投票は1人1票。誰からも得票できなかったプレイヤーは?1勝利点のペナルティを得ます。

マイナス評価で点数が加算されるシステムがミソです。どんなに票を集めても得点が多く手に入るわけではありません。ヒット商品を狙わず、地味な商品で得票を狙う方が有利だったりします。

あと、面白い商品ではなく、欲しい商品に投票するという点も重要。その辺、勘違いをした私は大失敗。このゲームは面白プレゼンコンテストではなく、「どの商品が欲しいか」なのです。

例えばこれ

「旧ソのデザイナーが考案した、サルどもを打ち殺す爆弾玩具です」と、どや顔で討って出たわけですが、結果は大惨敗。君はプレゼンは面白いけど、商品は微妙という有難い感想まで戴きました;;

1ラウンドも短めでシステムも簡単です。コンベに持ち込み易いゲームだと思います。

 

クォーリアーズ 魔神到来

クォーリアーズの拡張セットです。基本セットの1/3くらいの厚みの箱にカードとサイコロがセットになって入っています。

追加モンスター「魔界の王」。攻撃力10! ドラゴンを倒せる大型モンスターです。

追加ダイス「堕力源」。ドミニオンで言うところの「呪い」ですね。関連して、ダイスを相手に押し付けたり、狩場の堕力源の数だけ攻撃力が上がるモンスターもいます。

ドラゴンを倒せる魔界の王が追加されたため、後半はダイス勝負になることが多く、前作のようにドラゴンで圧勝ムードという雰囲気のゲームではなくなりました。よりダイスゲームらしくなって私は好印象なのですが、他の方はどうなのでしょう?

 

エミネント・ドメイン

惑星開発を行って支配星域を拡張し、銀河の覇権を狙う、デッキ構築ゲームです。
曰く「レースフォーザギャラクシーにドミニオンを足して2で割ったようなゲーム」。

かっこいい宇宙船コマがついてきます。種類が沢山ありますが、どれを選んでも同じだそうです。何のためにこんな沢山!?

横で見ていたときは、重めのストレタジなのかな? と思ったのですが、基本ルールは割と簡単でした。

1.手札を1枚使う(アクション)
2.場の基本カードから1枚を選んで使う。使ったらそのカードはゲット(任務)
  他のプレイヤーは手札を使って相乗り(参加)するか、デッキから1枚ドロー(抵抗)するかを選ぶ
3.手札を調整する。

を繰り返します。これ以外にも色々な要素はあるので、簡単というほど簡単ではありませんが、飲み込めばサクサク進みます。

基本カードのうち2種が無くなるか、勝利点トークンが不足するまで勝利点を稼いだら終了。勝利点の高いプレイヤーの勝利です。

デッキは構築しますけど、世間で言う「デッキ構築ゲーム」とはちょっと違う雰囲気です。サプライを選んだりもしません。任務の都度、手に入るカードは基本カード5種から1種だけ。あとはゲームの進行に応じて手に入る特殊カードが若干。

今回はデッキを圧縮しまくって、交易だけで圧勝を狙ったのですが、惨敗してしまいました。無念

デッキ構築ゲームはここ最近、食傷気味でしたが、これはアリと思いました。発売したら買いますが、デッキ構築って時点で引かれちゃうのが厳しそう。